代表・長田秀樹から、2023年 年頭のご挨拶


明けましておめでとうございます。新年から当社ホームページにお越しくださり、ありがとうございます。
旧年中はたいへん多くの皆様のご厚情を賜り、無事に新たな年を迎えることができました。重ね重ね御礼申し上げます。本年も引き続き、よろしくお引き立てのほどお願い申し上げます。

2022年は新たなパラダイムを得た1年でした

2022年は、2021年から続く新型コロナ禍にあって、新しい体制にチャレンジした1年になりました。
医療系専門の映像制作会社である私どもは、進歩したITの恩恵に浴することにより、取材や撮影を除いてほぼ完全にリモートワークに切り替えました。実際に、チームコミュニケーションツール「Slack」やデータ転送ツール「Box」、会議ツール「Zoom/Microsoft Teams」などのサブスクサービスを十二分に活用し、進捗管理や日々のミーティング、さらに2週に1度程度の社内勉強会を実施。メンバーとの円滑なコミュニケーションを可能にしているだけでなく、個々のパフォーマンスアップにもつながりました。またメリハリをつけやすいことでワークライフバランスの向上にも寄与できたと考えています。
事業に関しては、オンライン会議システムを用いて、クライアント様がオフィスにいながら撮影現場にアテンドしているような「オンライン立ち会い」サービスの運用を開始するなど、新型コロナ禍以前よりも事業を成長させることができました。

2023年以降の展望について

そして2023年は、新たな事業をローンチします。それは主に病院/クリニック様向けのインフォームド・コンセント(IC)映像制作です。たとえばスタッフの限られるクリニックにおいて、日帰り手術などのIC効率化は重要課題の一つと承知しています。口頭での説明だけでなく患者様や小児科であれば親御様に対し、映像をご覧に入れることで、治療内容についてご納得いただきやすくなるのではないでしょうか。
当社では、個人クリニック様はもちろん、大学病院の先生からもそうした映像制作でお声がけいただきますが、単発のご依頼ですと予算面で折り合いがつかないケースもありました。そこで、比較的低予算で制作可能な仕組みを構築。より多くの医療機関様にご活用いただきたいと考えています。こうした映像が増えることで、多くの患者様が安心して治療を受けることができる社会が訪れることは、当社にとっても幸せなことなのです。
4月には、新しい仲間がまた1人増える予定です。当社が提供する専門性の高いサービス業は、「人」がすべてです。物心両面でメンバーが安心して働ける環境づくりとその維持向上に努めることは、お客様へのサービス水準の向上、さらにはより良い社会のための貢献にも帰結すると信じています。
この「三方良し」の精神で、ライルピクチャーは2023年も進化を続けてまいります。どうぞご期待ください。

株式会社ライルピクチャー
代表取締役 長田秀樹